M!LK、自身最大動員ツアーファイナルで決意の宣言 東名阪アリーナツアーも発表
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モデルプレス/ent/music

【写真】M!LK、カラフル衣装で爽やかパフォーマンス
◆M!LK、多面的な魅力体現
結成10周年を迎えたM!LKは3月5日に“M!LK”と“10=”を掛け合わせたメジャー2ndアルバム『M!X』(ミックス)をリリース。リード曲「イイじゃん」がTikTokをきっかけにバイラルヒットを巻き起こし、SNSでの総再生数20億回突破を記録。横浜アリーナ2デイズ公演を含む本ツアーはグループ史上最大動員数のツアーとなっており、4月26日、27日の愛知県芸術劇場 大ホールでの2days公演を皮切りに、仙台、福岡、熊本、神奈川をめぐり、7月19日、20日の2日間で3公演に渡る兵庫県・神戸ワールド記念ホールでファイナルを迎えた。
開演時間になると、場内が暗転。メンバーカラーのサーチライトが交錯するアリーナの中央に設置されたセンターステージが上昇し、ゴールドに彩られた円形リフターに5人が姿を現すと、満員のフロアからは割れんばかりの歓声が上がった。刺激的なビートを打ち鳴らす「give you」でクールかつダイナミックにライブをスタートさせると、「エビバディグッジョブ!」では佐野の指揮に合わせて、み!るきーず(ファンの呼称)が完璧なコールで応え、場内には熱気と笑顔が広がっていった。続く、「恋がはじまる」では歌詞にある<二度とはない この時間>を体現するかのようにペンライトをもった手を左右に振るワイパーやコール&レスポンスで盛り上がり、「topaz」ではメインステージの1階と2階に分かれて歌唱し、メンバーそれぞれのキラキラと輝く歌声の個性を存分に発揮してみせた。
ロカビリーロックンロール「LUCY CALL」ではメンバーそれぞれが、ガイコツマイクを使いながら軽やかなステップを踏むと、バンドのチューニング音を挟み、エレキギターが際立つバンドサウンドにリアレンジされた「Kiss Plan」では激しく燃え上がる炎に負けじと熱量に満ち溢れたスリリングなパフォーマンスを提示。しかし、ここで、ライブハウスのようなムードから一転。「テレパシー」ではキュートでチャーミングな表情を振り撒き、「ブンブンブン」では<まわる まわる メリーゴーランド>という歌詞に合わせて回転する円形リフターの上で巨大なフルーツを抱えながら賑やかにパフォーマンス。山中が考案したファンの<ダンスがんばれ>というコールを合図に、佐野のフリをメンバーが真似していくダンスパートで場内はさらなる一体感を高めていった。
最初のMCでは、ツアーの演出を担当する塩崎が「このセットでやるのは最後ですから、1つ1つを目に焼き付けてください」と挨拶。そして、5人が揃ってバク転を披露したファンクナンバー「Break it down」からは折り返しに突入。カラフルポップなボックスは自身の内面に向き合うように全面鏡張りのボックスに変化。アーバンR&B「Diary」では艶やかな歌声で酔わせると、鏡になったボックスを背にした「Weekend」では場内をメロウでエレガントなムードで包み込んだ。そして、本ツアーでファンが心に一番残っていると話題になっていたのが、ワイルドなEDMナンバー「Buffalo Shuffle」。低音の効いたトラックに乗って、鋭いスピード感とシンクロしていく動きを兼ね備えたダンスでファンを魅了。「DEAR LIFE」「ブルーシャワー」ではトロッコに乗ってアリーナを周回しながらファンとしっかりと目を合わせて距離を縮めてみせた。
メンバーの関係性が見えるドキュメント風映像を経て、メインステージに設置された階段に座って歌った「On your mark」では、優しく温かい歌声であなたの道のり全てが間違いじゃないんだという背中を押すと、佐野の<やっと出会えたね>というセリフと爽やかなウインクに歓声が上がったラブソング「奇跡が空に恋を響かせた」を披露。続いてメンバーは<ンモォォォ>と叫びながら花道を全力疾走し、センターステージへと移動。グループ結成初期からの人気曲「テルネロファイター」では場内から<ハイ!ハイ!>という声が上がる中でコミカルなフリも全力でパフォーマンス。MCでは吉田が本ツアーに足を運んでくれたファンに感謝を伝えると、<イイじゃん>のバズに触れ、「ツアー前と今ではM!LKの環境が急激に変わって。嬉しいなと思いつつ、イイじゃんにM!LKが追いついていきたい」と本音を吐露。「これからも皆さんのたくさんの声援と応援で支えてください」と挨拶。スクリーンにメンバーによる手書きの歌詞が映し出された「Message」では<僕の夢はずっと君と共にあるんだ>というフレーズをファンと共有すると、本ツアーで最大と言っていっていい<Oh Oh Oh>の合唱が沸き起こった。この先もずっと一緒にいたいというメッセージをエモーショナルに歌い上げた彼らは、最後にバズり中の「イイじゃん」でM!LKらしい、変幻自在で多面的な魅力を体現してライブ本編を締めくくった。
撮影OKのアナウンスがあった「イイじゃん」から始まったアンコールでは、再びトロッコに乗り込み、ファンの近くにまで笑顔を届けて回った。さらに、「イイじゃん」に続く新たな”予想裏切りソング”として話題の「wan」ではクールなヒップホップのトラックにワンちゃんのキュートなポーズをミックスしたギャップで楽しませると、山中の口からは「今年、紅白に出たい」という決意の宣言が飛び出した。場内から温かい拍手が沸き起こる中で、ラストナンバーを前に山中が「伝えたいことは1つです!どんな時も青春は今です!!」と絶叫。2年連続で佐野が出演する「シーブリーズ」CMソングに起用された最新シングル「アオノオト」で応援団のようなフリでエールを送って、観客の心に“今、この瞬間”を刻み込み、最高の笑顔とジャンプを繰り出した。最後に、M!LK恒例のバラエティーコーナーでは「M!LKイントロドン」で対決し、敗者となった曽野が罰ゲームとしてパイバズーカをくらい、総勢5万5千人を動員し、新たな歴史を刻んだツアーは大成功のうちに幕を閉じた。
さらに12月より、M!LK ARENA TOUR 2025-2026「SMILE POP!」の開催が決定。兵庫・神戸ワールド記念ホール、愛知・Aichi Sky Expo ホールA、東京・国立代々木競技場 第一体育館をまわる。(modelpress編集部)
◆「M!LK CONCERT TOUR 2025 “M!X”」ツアーファイナルセットリスト
M1.give you
M2.エビバディグッジョブ!
M3.恋がはじまる
M4.topaz
-Interlude I-
M5.LUCKY CALL
M6.Kiss Plan
M7.テレパシー
M8.ブンブンブン
- MC -
M9.Break it down
-Interlude II-
M10.Diary
M11.Weekend
M12.Buffalo Shuffle
M13.DEAR LIFE
M14.ブルーシャワー
-Interlude III-
M15.On your mark
M16.奇跡が空に恋を響かせた
M17.テルネロファイター
- MC -
M18.Message
M19.イイじゃん
EN1.イイじゃん
EN2.wan
EN3.アオノオト
EN4.ハピダン
◆「M!LK ARENA TOUR 2025-2026「SMILE POP!」
2025年12月6日(土)兵庫・神戸ワールド記念ホール
2025年12月7日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール
2026年1月17日(土)愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA
2026年1月18日(日)愛知・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)ホールA
2026年2月10日(火)東京・国立代々木競技場 第一体育館
2026年2月11日(水・祝)東京・国立代々木競技場 第一体育館
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》