OWV、5年間でぶつかった壁「限界だと思ったことは一度もありません」逆境乗り越えて夢掴んだ4人が語る挑戦&継続の大切さ【独占カットあり/モデルプレスインタビュー】
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【写真】OWV、サバイバルオーディション出身グループと囲み取材
◆OWV、11th single「BLACK CROWN」
社会現象にもなったサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』(2019)の元練習生である本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉からなるOWVが6年目に初めてリリースするsingle『BLACK CROWN』。5周年を迎えて現状に甘えることなく、新時代を目指す彼らの姿勢を示したタイトル曲「BLACK CROWN」を始め、3曲の新曲が収録されている。
◆OWV、個人活動への想い
― 5周年を迎えられたということで、この5年間を振り返って1番思い出に残っている瞬間を教えてください。
本田:最近だと4月に幕張メッセで行ったワンマンライブ『OWV 5th Anniversary LIVE -SUPERNOVA-』が思い出に残っています。幕張メッセはOWVにとってもQWV(キュウブ/ファンネーム)にとっても、悔しい思いもしたことのある場所でした。そんな会場で自分たちのワンマンライブを開催できたことで、上のステージに進めたような気がしています。これからのOWVの未来がさらに大きくなっていくビジョンがより鮮明に見えた、記念すべきライブになりました。
浦野:初めて有観客で行った1stワンマンライブ『OWV 1st Anniversary Talk & Live “AWAKE”」がやはり印象に残っています。先日開催した『OWV LIVE TOUR 25-26 VERSUS』で当時のライブを振り返る機会があったのですが、あのときの感動を改めて再確認することができました。当時はコロナ禍の影響で声出しが禁止されていましたが、それでも目の前にファンの皆がいてくれたあのときの光景と感動は今でも忘れられません。「ここからOWVとしてたくさんのステージをやっていけるんだ」と強く感じて、胸がいっぱいになった大切な瞬間でした。
― 主演舞台の成功や映画への出演、『千鳥の鬼レンちゃん』『オールスター感謝祭』で話題になるなど、個人でも活躍されている皆さんですが、どのような想いで個人仕事に取り組まれていますか?
佐野:挑戦の場であると同時に、自分という人間をより多くの方に知ってもらえるチャンスだと思っています。もちろん「OWVの佐野文哉」として恥じない姿を届けたい気持ちは強くありますが、それと同時に「佐野文哉」という一個人としての影響力も広げていきたいという思いもあります。個人として力をつけていくことで、最終的にはOWVの活動にも還元できると信じているので、いただいた一つひとつの仕事に全力で向き合っています。
中川:まずいろいろなお仕事に携わることができていることを、とても嬉しく感じています。どの現場でも、関わる全ての皆さんへのリスペクトの気持ちを持ちながら取り組んでいて、同時にその活動を通してOWVという存在を知っていただけたら嬉しいなと思っています。
◆OWV、5年を共にしたメンバーへの想い
― メンバーは改めて自分にとってどのような存在ですか?またデビュー当時から関係性の変化があれば教えてください。
本田:友達であり、仲間であり、今では家族のような存在です。デビュー当時はどちらかというと友達感覚が強く、家族というより仲間というイメージが強かったです。でも最近ではいろいろなことへの信頼感やパフォーマンス中のふとしたときの連携、現場終わりの何気ない会話など、この5年間で重ねてきた全てが愛おしいし、今は「家族だなぁ」とすごく感じています。
中川:全ての分野において、最高のライバルです。特に僕自身、皆との距離感が1番変化したと感じています。誰か個人との関係というより全員との距離感が縮まって、壁のようなものがなくなった感覚があります。
浦野:友達以上家族未満みたいな存在ですね。一緒にいると、喋らなくてもずっと一緒にいられる空気感があります。とはいえ、OWVはメンバーといるとずっと喋っていますが…(笑)。関係性の変化に関しては、当初は「一緒に同じ夢を追う仲間」という意識が強かったのですが、今ではお互いの強みや弱みも含めて理解し合える人生のパートナーのような存在になりました。5年という時間を共に過ごしてきたからこそ、言葉にしなくても通じ合える信頼感があります!
佐野:同じ方向を見て走り続ける戦友のような存在です。今はそれぞれが立ち位置をしっかり理解し、その上で共にステージに立てていることに強い価値を感じています。
― 「BLACK CROWN」は「5周年を迎えて現状に甘えることなく、新時代を目指すOWVの姿勢を示した1曲」とのことで、OWVさんにしかない強みをお聞かせください。また今後、QWVの皆さんにどのような姿を見せたいかも教えてください。
本田:僕たちOWVは4人それぞれの個性を何よりも大切にしています。ライブでは歌やダンスなどのアレンジをその場に応じて変えたり、ライブならではの気合いが乗ったパフォーマンスをしています!4人の仲が良いこともあり、楽屋でずっと喋っているのですが、その空気感のままMCでもずっと喋ってしまいます。でもその自然体のノリのやり取りがSNSでも何個かバズるなど、僕たちの日常をそのまま皆にお届けしているところもOWVの魅力であり強みだと思っています。「今後はこんな姿を見せたい」というのはあまりなくて、「今」のOWVをもっともっと多くの方に届けていきたいなと思っています。
佐野:「BLACK CROWN」は僕たちが5周年を迎えた上で「ここからさらに上を目指すんだ」という強い意思を込めた楽曲です。OWVにしかない強みは4人それぞれが個性のベクトルが違うのに、パフォーマンスになると一体感を生み出せること。そこは僕たちならではの魅力だと思います。今後さらにスケールの大きいステージに挑戦して、QWVの皆さんに誇ってもらえる瞬間をたくさん届けていきたいと思います。
◆OWVの悲しみを乗り越えた方法
― この5年間では壁にぶつかったこともあったと思います。そのときに悲しみを乗り越えた方法を教えてください。
本田:壁にぶつかることもたくさんありましたが、その壁よりももっと高い壁をずっと見てきて、今も見続けているからこそ、立ち止まっていられないと感じて、前に進み続ける意志が1番大きかったと思います。目の前にある課題を一つひとつどのようにクリアして、どのように上に進んでいけるかを冷静に考えることが、どんなことにも共通するコツなのではないかと思っています。
中川:自分のことを人に話すのがあまり得意ではないので、大抵のことは1人で消化しています。でも本当にどうしようもなくなったときは、あえてこの業界とは関係のない友人に相談するようにしています。
浦野:元々あまり悲しんだり落ち込んだりするタイプではないのですが、悩んだときは特に家族に相談していました。これは実家暮らしの特権ってやつですね。家に帰って話して、寝たら大体スッキリして、気持ちを切り替えられていました!
佐野:立ちはだかるものがあったとしても、それを限界だと思ったことは一度もありません。悔しさや怒りも全てエネルギーに変えて、自分をもう一段上のステージへ押し上げるために使ってきました。むしろ試されている瞬間があるからこそ、今の自分があると思っています。
◆OWVの夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には夢を追いかけている方もたくさんいます。そういった方に向けて「夢を叶える秘訣」を教えてください。
本田:夢は何よりも「想い続けること」が1番大切だと思います。どのように叶えるのか、どうすればいいのか分からないこともたくさんあると思いますが、関係ないことだと思っていたことが意外にも夢の糧になることもあって。諦めずにその夢を追いながらいろいろな経験をしていけば、最後には点と点が繋がる瞬間がくると思います。本気で目指す夢があるなら、最後まで諦めないでほしいです。
中川:僕の経験から言えるのは、自分で自分にストッパーをかけてしまっている人はまず一度行動してみることが大事だと思います。もしそこで結果が出ずに報われなくても、その1歩が自分の人生に新しい風を吹き込んでくれるのではないかなと思います。きっと知らないうちに、行動することで少しずつ何かが変わっていくんだと思います。だからこそ、失敗してもいいから1歩踏み出してみてください!
浦野:夢を叶えるために大切なのは、ぶれないで諦めないことだと思います。大きな夢ほど時間も努力も必要ですが、諦めずにその夢に向かって続けていく。日々の小さな積み重ねがいつか大きな力になると思います。周りから何を言われようと、自分の芯を持って頑張ってください!夢は、追いかける人に必ず応えてくれると信じています!
佐野:叶えるまで続けることだけです。僕は自分がやると決めたことは必ずカタチにできると思っているし、その自信があるからこそ走り続けられています。途中でつまずいたり、時間がかかるのは想定内。むしろ、それすらも自分を強くするプロセスだと思っています。皆さんも自分を信じて、胸を張って最後まで走り切って欲しいです。
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
◆OWVプロフィール
2020年4月に結成を発表し、同年9月に『UBA UBA』でデビュー。グループ名「OWV」には “Our only Way to get Victory~勝利を掴む僕たちだけの道~ 誰にも真似することのできない唯一無二のグループとなり、この世界で勝利を掴む”というメンバーの強い想いが込められている。
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《モデルプレス》