美のカリスマとしてオトナサローネ読者から絶大な支持を集める君島十和子さんと、腸活の専門家として注目される小林メディカルクリニック院長の小林暁子先生は、『君島十和子のおいしい美容「腸活レシピ」』(主婦の友社)で、著者と医療監修としてタッグを組んだビジネスパートナー。のみならず、プライベートでも交流を深めているそうです。
オトナサローネでは、そんなおふたりに「腸活」について存分に語り合っていただく対談を実現。4回にわたってお届けする最終回は、「君島十和子さんの美のヒミツ」をテーマにお届けします。
▶医師が分析!十和子さんがいつまでも美しい理由
周囲への配慮と感謝の気持ち。「十和子さんは、愛情に溢れた人なんです」
──小林先生から見た、君島十和子さんの美しさのヒミツはどこにあると思いますか?
小林:多くの人は、外見の美しさにばかり目を奪われているでしょう? ところが私が近くで見ていて感じるのは、実は内側の美しさが抜きん出ていて、とても愛情に溢れた人だということです。家族、友人、社員など周囲の人に対して公平に配慮と感謝の気持ちがあります。そんな愛情の深さが外側の美を形成しているのではと思いますね。
君島:うわあ、ありがとうございます!そんな風に言っていただけて嬉しいです。
小林:日々の食事や生活習慣のおかげで、腸内環境が整っていることも、美しさのヒミツに大きく影響しているはずです。愛情ホルモンの「オキシトシン」や幸せホルモンの「セロトニン」のほとんどは、脳ではなく腸で作られていますから。
君島:それは正しいですね。腸活のおかげであることは、日々実感しています。
▶40代、外見だけのケアでは無理だと気づいた
一見、大人しいお人形さんみたい。でも実は、食べっぷりもよくて…
小林:私たちは一緒に外食を楽しんだりしてプライベートでも会う機会は多いんですが、十和子さんを見ていると、ポジティブな生き方も魅力的だなと感じますね。見た目はこんな、大人しいお人形さんみたいな感じでしょ(笑)。でも実際は、運動を欠かさずアクティブで、一緒に外食をすると気持ちいいくらい食べっぷりも見事です。
たくさんの社員を抱えたプレッシャーに負けず、知識を吸収する意欲や好奇心も旺盛で、人間としての厚みを感じさせてくれます。
君島:いえいえいえいえ、恐縮です。事実であれば、暁子先生の影響が大きいに違いありません。こんな私でも、美容家として仕事をスタートした頃は見た目の美しさにこだわっていたんですよ。でも40代を過ぎたあたりから、「外側からのケアだけではムリ」という壁にガツンとぶつかりまして。
そんな迷子になっているときに、暁子先生と出会いました。腸活のお話を伺い、著書を読み、YouTubeを拝見する中で、腸の働きや食べることの重要性などを教えていただき、「これだ!」と思ったんです。
▶40代後半、「疲れてますか?」と聞かれてショック
高価な化粧品だけではもう抗えない。会社へ行ったら「お疲れ気味ですか?」と
小林:十和子さんを見ていると、安定した美しさをキープしてここまで順風満帆で来たように見えてしまうけれど……。
君島:とんでもない! 40代後半から、高価な化粧品を使っているのに肌のハリが戻らない、今まで10分ぐらいのメイクでバッチリだったのにキマらない、会社へ行くと「お疲れ気味ですか?」なんて言われることが増えてきました。
更年期へのプレッシャーみたいなのもあって、ちょっとドキドキしたりすると、「更年期症状?心臓が悪い?」と怖くなって、病院へ駆け込んだこともあります。本当に、美容低迷期でした。