倍賞千恵子、木村拓哉と「ハウルの動く城」以来“約21年”ぶり共演 当時は「1日くらい一緒にさせてくださいってお願いして」
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モデルプレス/ent/movie

【写真】木村拓哉、大物女優を華麗にエスコート
◆木村拓哉&倍賞千恵子「ハウルの動く城」回顧
本作は、山田監督の91本目となる最新作。フランスで初登場新作1位を獲得、2022年に日本でも公開しヒットしたフランス映画『パリタクシー』を原作に、昭和から平成、令和と、日本に生きる人々を長年描き続けてきた山田監督が、刻々と変化する大都市<東京>を舞台に、人生の喜びを謳いあげる、感動のヒューマンドラマである。タクシー運転手の宇佐美浩二を木村が、85歳の高野すみれを倍賞が演じる。
『ハウルの動く城』では、声優として共演していた木村と倍賞。ハウルを木村、ソフィーを倍賞が務めていた。当時はほとんど話すことはなかったと振り返った倍賞は、「『ハウルの動く城』の時はほとんど会わなかったんです」と口にした。
続けて、プロデューサーの方に「『せっかく木村拓哉さんとご一緒するんですから、1日くらい一緒にさせてください』ってお願いして、1日一緒にアフレコをやったんですけども、その時あまりお話しなかったんです」と告白。そして、「今回は毎日木村くんとタクシーの中でセリフのやり取りをしていたので、とても満足をさせていただいて(笑)」と語った。
◆倍賞千恵子、木村拓哉は「本当にまじめな方」
また、倍賞は、その中でいろいろな話をしたと回顧し、木村について「本当にまじめな方なんだなっていうことを初めて知りました」「すごい勉強家で、いつも何かを考えてらっしゃる方で、とてもまじめな方で、優しい方だっていうことが今回初めてわかりました」と魅力を言葉にした。
木村は倍賞との共演について「幼少のときから拝見していた方ですし、山田組で倍賞さんと一緒に毎日作業させていただくのは、格別な思いをさせていただきました」としみじみ。倍賞は「そんなにしっかり言われると困っちゃうなぁ。私も本当に楽しく過ごさせていただきました」と照れ笑いを浮かべた。
そして、今回が7年ぶりの山田監督作品への出演となる蒼井は「今まではどうしても緊張の方が前に来てしまって『これでよかったんだろうか』みたいな、自分の中で1個殻を破り切れてるかどうかみたいなことをよく考えていた」と今までのことを回想。しかし、今回は少し違ったようで、蒼井は「今回はもう先輩方の胸を借りて、とにかく楽しんでやりたいという目標が自分の中であったので、とにかく楽しんでいました」と笑顔で語った。
さらに「そうしたら終わるのが本当に寂しくて」と名残惜しかったことを明かし「来年あたりセルフリメイクしたいです。このメンバーで(笑)」と願望を告白。「本当に素敵なチームに参加させていただけて、こんなに幸せなことはないなと思いました。ありがとうございました」と感謝した。
◆木村拓哉、倍賞千恵子をエスコート
蒼井との共演について倍賞は「いつもあまり一緒にお芝居をする側にいないんですよ。一緒の作品なんですけど、別で。今度一緒だというので、『わあ、やっと一緒にお芝居できるんだ!』と思ってたら会わなかったんですよね」と説明。さらに倍賞が「(蒼井が)若いときをしっかり演じてらして、安心して歳を取れました」と笑うと、蒼井も「私は過去パートをやらせていただいたんですけれども、私がどう演じてもその先に倍賞さんが待っていてくださるという安心感があったので、思いきり演じることができました」と倍賞への信頼を口にした。
一方、タクシーセレモニーでは、木村が倍賞を乗せたタクシーを運転。会場に到着すると、木村は倍賞の手を取りエスコートして登場した。助手席に乗っていた倍賞は、木村の運転について「もう安心しておりました。すごく真面目な方なので」「本当に運転がお上手なので、安心して乗ってまいりました」とニッコリ。木村は「撮影以来のこの車の運転だったので、懐かしいな、と。でも劇中は、倍賞さん演じるすみれさんは後部座席にお座りになられていたので、今回のような助手席に乗っていただくのはやっぱり全然雰囲気が違いました」と感想を明かした。(modelpress編集部)
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