ADOR、NewJeansへの権利侵害に声明・法的対応強化へ「プライバシー侵害、罵倒・蔑称の使用など、権益侵害の深刻度がさらに高まっている」
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【写真】NewJeans、改名後の新ビジュアル
◆ADOR、NewJeansに対する誹謗中傷に法的処置
ADORは、ファンコミュニティプラットフォーム・Weverseを通じて「アーティスト権益侵害に関する法的対応状況のご案内」を掲載。「同社はNewJeansのデビュー以降、現在に至るまで、国内外のオンラインコミュニティ、音源サイト、SNS全般を常時モニタリングし、アーティストの権益を侵害する投稿に対し、迅速な削除要請とともに厳正な法的措置を取ってまいりました。海外拠点のサイトに対しても例外なく強硬に対応しております」とこれまで行ってきた誹謗中傷などへの対応策を説明した。
しかし「近頃、アーティストに対する悪意あるフェイクニュースの流布、プライバシー侵害、罵倒・蔑称の使用など、権益侵害の深刻度がさらに高まっていると判断し、追加の人員を投入して集中的な証拠収集を進めました」とし「オンラインサイトに悪質な投稿を行った人物らに対して、刑事告訴を行う予定です。また、追加の証拠収集結果に応じて、不定期の追加告訴も近日中に並行して進める計画です」と予告。さらに、「ディープフェイク犯罪については、さらに厳しく対応しております。最近も加害者から示談の申し出がありましたが、これを拒否し、厳罰意志を捜査機関に伝えました。アーティストに対するディープフェイク犯罪の根絶に向け、捜査機関と積極的に協力しています」とディープフェイク犯罪にも厳しく対応していくことを伝えた。
また、「『HYBEアーティスト権益侵害通報サイト(protect.hybecorp.com)』を通じて、積極的なご報告をお願いいたします」と呼びかけ、「ファンの皆さまの変わらぬ愛情とご支援に心より感謝するとともに、ADORは今後もアーティストの権益保護に力を尽くしてまいります」と結んでいる。
なお、直近にはHYBE傘下LE SSERAFIM(ルセラフィム)が所属するSOURCE MUSICや、ILLIT(アイリット)所属のBELIFT LABも法的対応を強化していくことを伝えている。
◆NewJeans、5人全員が活動復帰報道
NewJeansは2024年11月14日にADORに対し、退社したミン・ヒジン氏の代表復帰などを求め、14日以内に受け入れない場合には専属契約を解除するとする内容証明を送付。改善の余地が見られないことから、同年11月28日に記者会見を開き、レーベルADORとの専属契約を解除すると宣言し、法廷で戦うことも明言。2025年2月7日には新グループ名が「NJZ」であることを発表し、独立を宣言した。その後、ADORがメンバー5人を相手取り「企画会社地位保全および広告契約締結などの禁止仮処分」を申請。その請求を認容する判決が下されていた。
そして、11月12日にはADORがHAERIN(ヘリン)、HYEIN(ヘイン)の復帰を正式に発表。しばらくして、複数の現地メディアはMINJI(ミンジ)、HANNI(ハニ)、DANIELLE(ダニエル)の3人も復帰する意向だと報じ、5人全員がADORに復帰すると見られている。(modelpress編集部)
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