大泉洋主演「ちょっとだけエスパー」“エスパー8人”クランクアップ 宮崎あおいは号泣・大泉は続編に意欲「来月くらいからまた撮り始めても」
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【写真】宮崎あおいが号泣
◆大泉洋主演「ちょっとだけエスパー」
先日放送を終えた第8話では、「ノナマーレ」の社長・兆(岡田将生)が、桜介(ディーン・フジオカ)、円寂(高畑淳子)、半蔵(宇野祥平)を解雇。社宅を明け渡し、みんなは散り散りに。一方、文太(大泉洋)は兆に退職届を叩きつけるも、やらざるを得ない新たなミッションを課されることになった。
そんな中、桜介に悲劇が。目と耳から血を流し倒れてしまう。実はエスパーの能力を発現させるEカプセルには“死に至る”副作用があるという衝撃の事実が判明。「今年中に死ぬ」、「世界にとっていらない人間」だからこそ選ばれ、ヒーローと祭り上げられて、兆の思い描くような未来を創る道具として使われていた。楽しく騒がしかった前半戦とは一変、死を前にしてバラバラになったエスパーたちの運命は…?
また、第7話では「私の“ぶんちゃん”は文太!あなたじゃない」と、兆ではなく文太を選んだ四季。2人は約束の江の島デートに出かけるも、さまざまな景色を見るたびに、未来の記憶の中のもうひとりの“ぶんちゃん”=文人(岡田将生)との幸せな日々を思い出してしまう四季(宮崎あおい※「崎」は正式には「たつさき」)。どちらを愛する気持ちも嘘ではない、だからこそひとり苦しむ四季。そんな葛藤を目にした文太は、「あなたのぶんちゃんは、俺じゃない」と四季を突き放します。愛している…でも、だからこそ気持ちを封印し、成し遂げたいミッションがある。文太のせつない愛と決断に、心を揺さぶられる場面もあった。
しかし、四季は10年後に死ぬ――。それを阻止するために、兆/文人は30年後の未来から過去を改ざんしようとしていた。立体映像の兆として2025年に姿を現し、エスパー薬を作ってヒーローたちを集め、ミッションを実行。たとえどんな犠牲を払っても、たったひとり四季を救うことが彼の目的だった。すべては四季への一途な愛ゆえの行動で…。はたして、2人の“ぶんちゃん”と四季の愛の行方、バラバラになってしまったエスパーたちの運命は――。いよいよ、12月16日に最終回を迎える。
◆宮崎あおい、クランクアップで号泣
最終回の放送を前に、【Bit5】の大泉、宮崎、ディーン、高畑、宇野、【Young3】の北村匠海、新原泰佑、向里祐香ら、“ちょっとだけのエスパー”8人が同日にクランクアップ。主演としてチームを引っ張り、過密な撮影スケジュールをものともせず、常に現場を盛り上げてきた座長でありムードメーカー・大泉は「嵐のような撮影期間でした。でも会う人みんなに『すごいね、あのドラマ』と言ってもらえるのが誇りでございました。来月くらいからまた(続編を)撮り始めてもいいんじゃないかと、私は撮る気満々ですので、また皆さんで集おうではありませんか!」と、感謝の気持ちに加えて、再集結に想いをはせた。
また、本作で13年ぶりの民放連ドラ出演を果たした宮崎は「とても楽しかったです!スタッフの皆さんの愛を感じて、インした日から終わるのが寂しかったけど、とても楽しく過ごさせていただきました」と涙が止まらず。ほかキャストのクランクアップ中も号泣。しかし、最後には大きな拍手に包まれて涙ながらも笑顔満開に。みんなに愛された“四季ちゃん”らしいクランクアップとなった。
◆“半蔵”宇野祥平&“佐助”、最終日まで名コンビぶり見せる
これまでに見せたことのないハイテンションな芝居で“アホの子”桜介として新境地を開拓、多くの人々を魅了したディーンは、「桜介をやれてよかったし、このメンバーで最後まで走り切れたこと、本当に最高のひと言です。心の中で永遠に咲き続けるような、そんな宝物のような日々をありがとうございました!」と、笑顔でコメント。また、相棒の柴犬・佐助とともに最後の撮影を終えた宇野は、「佐助ともどもお世話になりました。皆さんとご一緒できて楽しかったですし、野木さんの脚本作を大泉さん主演でご一緒できたのがうれしかったです!」と感無量。数日前から、佐助と別れるのが寂しくてあえて距離をおいていた宇野ですが、この日は終日佐助とべったり。佐助も別れを惜しむかのように、ラストカットの直前まで宇野の顔をなめたりかじったりと、ラブラブな様子に、周囲がもらい泣きする場面も。最後まで名コンビは健在だった。
そして高畑は「主演の大泉さん、こんな大変なスケジュールの中でも、あなたは面白いことを言って、私たちに優しくしてくださって…」と、そばにいる大泉への感謝を口にしながら思わず目を潤ませる。最後は「何かお役に立てるなら、またご一緒させてください!」とやりきった表情を浮かべた。
◆北村匠海ら【Young3】もクランクアップ
物語の中盤でヴィランとして文太らと対峙し、視聴者に衝撃を与えた【Young3】もクランクアップ。たこ焼き好きの大学生かと思いきや、実はかなりの重要人物という市松を演じた北村は「大先輩方が過密なスケジュールの中、日々撮影に挑んでいる姿を見て、“ヒーロー”だなと思いました」とニッコリ。また、桜介の息子・紫苑を演じた新原は「この作品に出会えてうれしかったです。また皆さんとご一緒できるように精進しますので、よろしくお願いします!」と完走した喜びを語った。そして、音波系エスパー・久条役の向里も「終わっちゃうのが寂しいです。また会えたらいいな!」と笑顔を見せ、ちょっとだけのエスパーたち全員が無事にクランクアップした。(modelpress編集部)
◆大泉洋 コメント
皆さんありがとうございました!! 嵐のような3か月と10日の撮影期間でした。大変な中でもスタッフはクオリティを落とすことなく、誰が観ても面白く、会う人みんなに『すごいね、あのドラマ』と言ってもらえるのが誇りでございました。Bit5の皆さんといるのは楽しくて、タコパをしているのも愛しくて、Young3が来ても楽しい、素晴らしいキャストの皆さんでした。そして、宝物のようなセリフをたくさんいただいた野木さんの脚本には感謝しかございません!!来月くらいからまた(続編を)撮り始めてもいいんじゃないかと、私は撮る気満々ですので、また皆さんで集おうではありませんか!!皆さんお疲れ様でした!!ありがとうございました!!
◆宮崎あおい コメント
とても楽しかったです!! スタッフの皆さんの愛を感じて、インした日から終わるのが寂しかったけど、とても楽しく過ごさせていただきました。四季ちゃんとしてみんなと一緒に会話できるのが楽しくて、それがもう無いと思うと寂しいですが、スタッフの皆さんが目覚まし時計をかけずにゆっくり休んでもらえると思うと嬉しいです。ディーンさんが「3代目大泉洋を目指す」とおっしゃっていたので、私は2代目大泉洋を目指して精進したいと思います(笑)!!ありがとうございました!!
◆ディーン・フジオカ コメント
このメンバーで毎日頑張ってきて、揃ってクランクアップできて嬉しく思います。桜介という役は最近演じていない役柄で、繊細な部分もありましたが、皆さんがかけてくださった優しい言葉や心遣いが桜介という花を咲かせてくれたなと思います。桜介をやれてよかったし、このメンバーで最後まで走り切れたこと、本当に最高のひと言です。心の中で永遠に咲き続けるような、そんな宝物のような日々をありがとうございました!!
◆北村匠海 コメント
僕は1話の撮影の時にはまだ『あんぱん』の撮影をしていたのですが…最近見返してみたところ、あの頃はまだ役が抜けていなかったですね(笑)!!大変な日々を過ごしてきたので、その次のドラマがこの現場で良かったなと思いました。大先輩方が過密なスケジュールの中、日々撮影に挑んでいる姿を見て、「ヒーロー」だなと思いました!!また皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。
◆高畑淳子 コメント
皆さん本当にお疲れ様でした!!主演の大泉さんはこんな大変なスケジュールの中でも面白いことを言ってくださって…(笑)。私が何かお役に立てるなら、またご一緒させてください!!
◆宇野祥平 コメント
佐助ともどもお世話になりました。(撮影の出番が来て呼ばれる時に)最初は「半蔵さんと佐助お願いいたします!!」と呼ばれていたのですが、終盤は「佐助さんと半蔵お願いします!!」と呼ばれていました(笑)。皆さんとご一緒できて楽しかったですし、野木さんの脚本作を大泉さん主演でご一緒出来て、本当にうれしかったです!!
◆新原泰佑 コメント
この作品の撮影期間中に25歳を迎えて、最高の25歳のはじまりだなと思いました。本当に嬉しかったです。パパ(ディーン・フジオカ)をはじめ、素敵なキャストの皆様と熱いお芝居をできたことが幸せでした。またご一緒できるように精進いたします。
◆向里祐香 コメント
皆さん本当にお疲れ様でした。現場では悩みながらもすごく楽しんで毎日撮影に来ておりました。終わっちゃうのが寂しいです。また会えたらいいな!!
◆「ちょっとだけエスパー」最終話あらすじ
10年後、四季(宮﨑あおい)が死ぬ――。その未来を阻止するためならば、1000万人の命を犠牲にすることを厭わない兆(岡田将生)。孤立した人々を兆が操り、ミッションを遂行する理由…それはすべて、たったひとり四季を救うため。四季が死んでしまうという歴史を改ざんするために、2055年の未来から介入していたのだ。
すべてを知った文太(大泉洋)は、兆からの最後のミッション「四季にナノレセプターを飲ませる」を遂行した。飲めば10年後の悲劇を回避できる可能性はあるが、この半年の記憶を失い、文太たちのことは忘れてしまう。それでも、愛する四季を救うためにナノレセプターを渡して四季の前から立ち去ったのだった。しかし、2人の《ぶんちゃん》の願いとは裏腹に、四季はナノレセプターを飲まずに、久条(向里祐香)から預かっていた“Eカプセル”をぼりぼりと何粒も口に頬張ってしまう。
一方、ノナマーレを解雇され、「今年中に死ぬ、世界にとっていらない人間」という真実を突きつけられた桜介(ディーン・フジオカ)、半蔵(宇野祥平)は生きる目的を失い、バラバラになっていた。円寂(高畑淳子)は、残る力を使って、人生を狂わせた結城(吉田鋼太郎)に復讐しようと彼の自宅に向かい…?
市松(北村匠海)に手を引くよう持ちかけた兆だったが、市松は反発、交渉は決裂した。目の前で崩壊したディシジョンツリーを見て兆は、市松、紫苑(新原泰佑)、久条に対し、ある恐ろしい計画を実行することを決意する。
世界からこぼれ落ちた“ちょっとだけのヒーロー”たちの運命は?“ぶんちゃん”と四季の愛の行方は…?運命の12月24日、クリスマスイブの夜、最後の戦いが幕を開ける。小さな1匹の蜂は、未来を変えることができるのか――。
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》


