受験期の大敵!これだけは押さえておきたい「ノロウイルス対策」
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おなかを下す要因…感染源は?
ノロウイルスの感染源は、生食や加熱不足の二枚貝、または感染者の手指や調理器具を介した二次汚染が多い。また、ノロウイルスではないが、カレーやシチューなどの作り置きによる芽胞性菌や黄色ブドウ球菌による食中毒は冬季にも見られる。
・二枚貝(カキなど):ノロウイルスの原因食品。中心部85~90度で90秒以上加熱
・鶏肉・鶏卵:カンピロバクター、サルモネラ。加熱徹底と調理器具の交差汚染防止
・生野菜・果物:細菌・ウイルス付着リスク。流水洗浄と器具の消毒
・大量調理後のカレー・シチュー:ウエルシュ菌。調理後は速やかに冷却し再加熱
・刺身・加熱不十分な魚:アニサキス。冷凍または加熱処理
・生水・湧き水:ウイルス・細菌汚染リスク。必ず煮沸または浄水器使用
受験期に備える!胃腸炎予防の4原則
このように見ると、胃腸炎は消毒と加熱によって大きくリスクを避けられることがわかる。気を付けたいポイントは以下の4点だ。
持ち込まない:保護者は体調不良の時に調理をしない、手洗いを徹底。受験直前は生モノは避け、火を通す料理にする。
つけない:家族全員も手洗いを徹底する。帰宅してすぐ、食事前はもちろん、忘れやすいのがトイレの後。子供にもあらためて促したい。
やっつける:食品は十分加熱する、器具は熱湯や塩素消毒をする。
ひろげない:万が一感染した場合には、嘔吐物・汚染箇所は正しく処理する。
今、感染に備えるマストバイアイテム7選
万が一感染した場合に備え、買っておくと良いものを紹介しよう。編集部が選んだマストバイアイテムを紹介する。
エチケット袋(吐しゃ物が固まるタイプ)
編集部でいちばんにあがったのが実はこれ。嘔吐した物はすぐに固めないと空気中にウイルスが蔓延するリスクがあり、家庭内感染を引き起こす。これを常備しておけばかなり安心だ。
塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)
ノロウイルスは一般的な洗濯用洗剤による水洗いでは死滅しない。そのため、ノロウイルスに感染した家族の衣類をいつものように洗濯すると、ほかの家族の衣類にウイルスが付着する恐れがある。ノロウイルスが付着した可能性のある衣服は、85度以上の熱湯に1分以上浸すか、0.02%の濃度に薄めた塩素系漂白剤で消毒する。この消毒液は、2Lのペットボトルに水を入れ、ペットボトルのキャップ2杯分の塩素系漂白剤を加えて蓋を閉め、よく振って混ぜれば出来上がりだ。
上記の作業をする際に感染を防ぐため、下記も合わせて準備しておく。
・ビニール手袋
・ビニールエプロン
・マスク
・ペーパータオルまたは新聞紙
・バケツ(消毒液用)
特に、嘔吐物処理が大きな負担となるが、ぜひ知っておいて欲しいのが、ノロウイルスはアルコール消毒が有効ではないということ。だからこそ常備しておきたいのが、先ほども紹介した塩素系漂白剤だ。消毒液はペットボトルで簡単に作れるので、覚えておくといざという時に役立つ。
消毒液を作る際の目安は、
・トイレ使用後や嘔吐したものが付着したところ:500mlのペットボトル1本に対して塩素系漂白剤をペットボトルキャップ2杯分混ぜた水
・ドアノブや手すりなど、感染者が直接触れた場所やモノ:先の洗濯時で紹介したのと同じく、2Lのペットボトル1本に対して塩素系漂白剤をペットボトルキャップ2杯分混ぜた水
これを使って消毒することが有効だ。
万全の体調で受験を迎えられるよう、「生モノを控える」「加熱・消毒」「手洗い」を徹底するとともに、万が一に備えて必要なグッズも備えておこう。
《編集部》
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