「今年ベスト」絶賛集まる『センチメンタル・バリュー』“人気スター”エル・ファニング自身にも重なる苦悩語る本編映像
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あまりにこじれた父娘と、その2人の結末に、第78回カンヌ国際映画祭では本映画祭最長19分間に及ぶ圧巻のスタンディングオベーションで会場を沸かせ、グランプリを受賞。本年度第98回アカデミー賞の大本命と期待が高まっている本作。
今回解禁されたのは、映画監督のグスタヴ(ステラン・スカルスガルド)と、グスタヴの新作にノーラ(レナーテ・レインスヴェ)の代役として抜擢されたアメリカ人スターのレイチェル(エル・ファニング)が海辺で一夜を語り明かすシーン。
ある映画祭で、特集上映を組まれていたグスタヴと、ゲストとして来場していたレイチェル。グスタヴの作品を観て感銘を受けたレイチェルとグスタヴは、夕食を共にした後も海辺で話し込む。
「あんな作品は初めてかも」と、あまりにもグスタヴの作品が刺さってしまい、言葉が出てこない様子のレイチェル。そんな彼女の言葉を優しく受け止めるグスタヴ。アメリカで人気スターとして活躍するレイチェルだが、人気者ゆえの葛藤に悩まされており「休もうかと思ってる」と打ち明ける。
「いい役ばかりだけど、私と接点がない」と俳優としてキャリアを積み上げていく上で、どの方向に進んでいくべきか悩むレイチェル。エージェントのサムにも気を遣っているレイチェルに、グスタヴは「サムを忘れろ 君の人生だ」と、好きなように生きてもいいのではないかと優しくエールを送る。
エル・ファニングの繊細な演技を、存在感たっぷりに優しく受け止めるステラン・スカルスガルドの名演。本年度アカデミー賞助演女優・男優賞にノミネートされている2人の掛け合いが見どころのワンシーンとなっている。
ハリウッドのファッションアイコン、イットガールとして華やかできらびやかなイメージも強いエル・ファニング。そんな世のイメージを一新するように、静かな葛藤や感情の機微を表現し、映画ファン・批評家からも大絶賛を受け、今回オスカーにも初ノミネート。そんなエル・ファニング自身にも重なるかのような役柄のレイチェルが、劇中でこの後どんな決断をするのかも注目となっている。
『センチメンタル・バリュー』は全国にて公開中。
『センチメンタル・バリュー』© 2025 MER FILM / EYE EYE PICTURES / LUMEN / MK PRODUCTIONS / ZENTROPA ENTERTAINMENTS5 APS / ZENTROPA SWEDEN AB / KOMPLIZEN FILM / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / ARTE FRANCE CINEMA / FILM I VAST / OSLO FILM FUND / MEDIEFONDET ZEFYR / ZDF / ARTE
《シネマカフェ編集部》
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