【高校受験2026】埼玉県公立高校入試<数学>講評…平均点は昨年よりやや上昇する見込み
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リセマムでは、早稲田アカデミーの協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)と学校選択問題(英語・数学)についても、同様に掲載する。
<数学>講評
(早稲田アカデミー 提供)
問題の構成など出題形式は昨年度と同様で、受検生が戸惑うことはなかったと思われる。
大問1は小問集合16題、配点65点で、ここでいかに得点を積み上げられるかが勝負になる。前半8題は計算問題で、ここは確実に取り切りたい。後半は1行問題で、典型題が並んでおり、そのうち(11)、(12)、(16)が学校選択問題と共通となっている。(12)の2次方程式の文章題は、立式はしやすいが因数分解によって解を導く(和が-2、積が-255となる2数を求める)ことができたかどうかが鍵となる問題であった。また(16)の記述問題は面積を求めて比較する問題であったが、「不等号を使って表しなさい」という条件を忘れずに書けているかで減点対象となってしまう場合があると思われる。
大問2は例年通り作図と図形の証明が出題された。(1)は三角形の頂点を通り面積を2等分する直線を作図する問題で、関数の問題などでも解いた経験のある受検生が多かったと思われる。(2)は三角形の合同を証明する問題で、昨年の証明より記述しやすい問題であった。
大問3は選択問題と共通の問題。2点間の移動を関数上で表すダイヤグラムの問題であった。(1)は会話文を読み進めて計算をすると解ける内容。(2)は2人の動きを表した直線の交点の座標を求める応用問題であった。三角形の相似を利用して解くことも可能である。
大問4も選択問題と共通の問題。最後の大問で箱ひげ図の読み取り問題が出題されたことに驚いた受検生はいたと思われる。(1)は四分位範囲を比較する問題で平易な内容。(2)はデータの穴を埋める問題。中央値に着目すると解くことができる問題であった。
全体として解法が見つけにくい問題は少なく、計算力を要求する問題も多くなかった。平均点は昨年よりやや上昇すると思われる。
このレポートは2026年2月26日(木)に、速報として早稲田アカデミーにより作成されたもの。
協力:早稲田アカデミー(執筆:埼玉県立必勝コース数学担当 田村春樹氏)
《編集部》


