
ゴールデンウイーク特別企画!オトナサローネで公開された記事の中から、「大反響だった記事」をピックアップしてお届けします。力武亜矢さんによる本シリーズは「私だけじゃなかったと分かっただけでも気持ちが楽になった」と人気です。
(集計期間は2018年3月~2026年4月まで。本記事の初公開2022年5月 2026年4月加筆修正。記事は取材時の状況です)
閉経の前後5年を一般に、更年期と呼びます。日本人の閉経の平均年齢は50歳なので、45-55歳の世代は更年期に当たる人が多いもの。身体の不調に苦しみ「更年期障害」の状態に至る人もいます。
私ってもう更年期なの?みんなはどうなの?オトナサローネは同世代の女性100人がいまどのような更年期を迎えているのか、そのあり方を取材しています。(ご本人の年齢や各種の数値は取材時点のものです)
ノリコさん 57歳
夫と娘との3人暮らし。ヘルスケア関係のサロンで働きながら、歌手や雑誌の美容モデルとしても活躍中。
52歳、急な発汗。友人に「顔が真っ赤」と言われ、恥ずかしくて
こんにちは、私は現在57歳の女性です。今日は私の「更年期の始まり」から今に至るまでの、長いお話をさせてくださいね。「これからの未来にこんなことが起きるんだな」と心の準備をしていただけたら、と思います。
私は若いころは生理不順とは無縁でした。でも、51歳になった辺りから、生理が数カ月に1度になったり、周期が短くなったりするようになりました。そんな生理不順が1年ほど続き、52歳のとき、ついにホットフラッシュが始まりました。あるとき突然、急に体が熱くなって、汗が噴き出てきました。上半身が汗でびっしょり。隣にいた友人から「顔が真っ赤だよ」と言われて、恥ずかしくなりました。
これまで経験したことがない症状ですし、ホットフラッシュという言葉は知っていたので、すぐに「これが更年期のホットフラッシュ!?」と思いました。ホットフラッシュの頻度は日増しに高くなり、ついに15分に1度まで頻発するようになりました。私はサロンで接客の仕事をしているため、頻発するホットフラッシュには本当に悩まされました。お客様に汗がとんだらどうしようって、いつも不安がつきまとっていました。
私は子宮筋腫の経過観察もしていました。あまりにホットフラッシュが強くなると、もしかして女性ホルモンのバランスが大きく崩れて、子宮筋腫にも悪影響を及ぼすかも
漢方薬を飲んでも、ホットフラッシュは良くならなかった
それから漢方薬を1カ月飲みましたが、症状は治まりませんでした。それどころか、夜中もホットフラッシュがおきるようになりました。冬なのに、暑くなって布団をはいで寝て、そして寒くなって目が覚めて、布団をかけて寝るとまた暑くなって目が覚めて、の繰り返しで、眠れない日々が続きました。
寝不足が続いて疲れが取れなくなったため、再び婦人科へ行きました。すると、今度は女性ホルモン(エストロゲン・黄体ホルモン)を補充する2種類のパッチを処方されました。それぞれ数日置きに貼り替えて使うタイプで、飲み薬より肝臓への負担が少ないそうです。
使い始めて1週間くらい経ったころからホットフラッシュの回数が減り、そのうち治まりました。心も体も楽になる救世主的なパッチだったので、55歳までの3年間、続けました。生理も、本来はたぶん53歳頃に閉経するはずだったと思いますが、ホルモン補充をしたせいか、55歳まで続きました。
なぜ3年間でホルモン補充療法をやめたのか。それには子宮筋腫が関係していました。
本編では、ホットフラッシュで夜も眠れない経験をしたノリコさんの更年期症状をお伝えしました。
▶▶更年期のホルモン補充療法で子宮筋腫に悪影響が…そして55歳で閉経、夫から「女じゃなくなった」と言われて。ホルモン補充療法を「やめたら」何が起きる?100人の更年期】
では、ノリコさんの「閉経後も続いた症状と治療」についてお届けします。



