いつも「心が疲れる」「自分までつらくなる」のはなぜ?実は、「スマホ設定」を変えるだけで軽減できる!あと1つ、効果的なこととは?【精神科医が教える、負のループから抜け出す方法】 | NewsCafe

いつも「心が疲れる」「自分までつらくなる」のはなぜ?実は、「スマホ設定」を変えるだけで軽減できる!あと1つ、効果的なこととは?【精神科医が教える、負のループから抜け出す方法】

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いつも「心が疲れる」「自分までつらくなる」のはなぜ?実は、「スマホ設定」を変えるだけで軽減できる!あと1つ、効果的なこととは?【精神科医が教える、負のループから抜け出す方法】
いつも「心が疲れる」「自分までつらくなる」のはなぜ?実は、「スマホ設定」を変えるだけで軽減できる!あと1つ、効果的なこととは?【精神科医が教える、負のループから抜け出す方法】 全 1 枚 拡大写真
  

暗いニュースを見ているうちに気持ちが沈んだり、誰かのつらさに共感しすぎて疲れてしまったりすることはありませんか?自分の身に起きた出来事ではないのに、心が消耗してしまう状態を「共感疲労」と呼ぶのだそう。

精神科医・公認心理師として多くの患者を支えてきた藤野智哉氏は、そのような状態になったとき、「自分と他者の境界を意識する」ことが、心を守るうえで重要だと指摘します。本記事では藤野氏の著書から、共感疲労を減らし、嫌な気持ちに振り回されないための考え方を紹介します。

※本記事は書籍『嫌な気持ちにメンタルをやられない 不機嫌を飼いならそう』(藤野智哉:著/主婦の友社)から一部抜粋・編集したものです

自分と他者を区別する境界線、しっかり引けていますか?

暗いニュースに心が痛み、自分までつらくなってしまうのは「共感疲労」かも。

地震や台風などの災害、世界各地で起こっている戦争や紛争、子どもの虐待や性犯罪など、容赦なく飛び込んでくるニュースに心を痛めている人も多いと思います。

自分の身に起こったことではないのに、ニュースに接することで被災者や被害者に共感して、自分自身がつらくなったり疲れてしまったりすることを「共感疲労」といいます。

そして、スマホには自分が見たニュースに関連したニュースがどんどん上がってきますから、ニュースを見る→つらくなる→別のニュースを見る→やっぱりつらい……という共感疲労のループから抜け出せなくなってしまいます。

じゃあ共感疲労をどうやって減らすかというと、一番はつらい情報に接する時間を減らすことです。

「スマホを見ない時間なんてつくれない!」という人がいるかもしれませんが、今はアプリで「スマホを何分見ています」と時間を教えてくれたり、何分以上使ったらお知らせが来たりする機能がありますよね。結局お知らせが来ても無視して見続けることにはなるんですけど、一つ邪魔をしてくれる存在にはなると思います。

検索エンジンには、同じようなニュースが追いかけてこないようにする設定がありますし、iPhoneだってプライベートブラウズで読んでいれば履歴に残らず、関連する内容が上がることはなくなりますから、そういうところを見直してみるのも一つの手だと思います。

共感疲労には、自他の境界のあいまいさが影響します。「自分のことと社会で起こっていることは別、自分は自分」という、自分と他者を区別する境界線がしっかり引けないと心は容易に影響を受けます。

だから暗いニュースを見て落ち込んだりしたときは境界線がしっかり引けているかどうか、考えてみましょう。マインドフルネスのように「今ここ」に目を向け、自分は安全に切り離されていて、ここには危険なものが存在しない現実、というのを再確認してみることもいいと思います。

共感疲労は災害支援者や看護師さんなど、支援職を選ぶような性格の人に多いといわれています。たとえば災害支援のボランティアでは、被災地で大変な思いをしている被災者の方と、支援者として行っている自分との境界がなくなってしまい、相手の立場や感情に入り込みすぎてしんどくなってしまう人がいます。

そういうときに「あなたはそういう立ち位置じゃないでしょ」と引き戻す役目の人間が必要なので、ボランティアなどに行く際はひとりではなくほかの人と一緒に行ってください、と言われることもあります。

つらい思いをしている人に共感して一緒に泣いてあげられるのは素敵なことだし、聞いてもらう人にとっては、あなたはいい人かもしれません。でも、深入りしすぎてあなたがしんどくなっては元も子もありません。だから、ちゃんと自他の境界を意識しておくことが大切なのです。

共感疲労を減らしたいなら、つらい情報に接する時間を減らすこと。スマホの機能や設定を上手に活用しましょう。

ここまでの記事では、「共感疲労」についてご紹介しました。つづく関連記事では、友人や家族の「悲しみへの寄り添い方」をお届けします。
つづき>>悲しむ友人や家族を励ますつもりが逆効果⁉「余計なお世話」にならないために気を付けるべきこと【精神科医がアドバイス】

藤野智哉(フジノ・トモヤ)
1991年生まれ。精神科医、公認心理師。秋田大学医学部卒。幼少期に川崎病に罹患。心臓に冠動脈瘤という障害が残り、現在も治療を続ける。障害とともに生き、精神科勤務と医療刑務所の医師を務めるかたわら、執筆にも精力的に取り組む。専門知識を優しく語り、つらいひとに寄り添う内容で、幅広い世代から共感と支持を集めている。『「誰かのため」に生きすぎない』『「そのままの自分」を生きてみる』がシリーズ累計7万部を突破し話題に。ほかに『精神科医が教える 子どもの折れない心の育て方』『「あなたの居場所」はここにある 精神科医が本気で書いた心をいやす物語』など、著書多数。


《OTONA SALONE》

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