
オトナサローネ編集部イノイチ(55歳)ノゾミ(54歳)はいずれも「更年期ピークはすでに通り過ぎたな」感があり、もう次のステージ、老年期に差し掛かることを各種血液検査の数値等でも実感中。
2人で1時間楽しくしゃべった「更年期ラジオ」第1回をダイジェストでお送りします! 次回は8月27(木)19時~オトナサローネのインスタアカウントです。前編記事『そろそろ更年期の皆さん、まずは「睡眠」の改善が大事よ!「冷え対策」の温活と腸活に加えて運動、そして「測定すること」【更年期ラジオvol.1】』の続きです。
【ノゾミとイノイチの更年期ラジオ】#2
更年期はとにかく「寝てください!」朝ごはんづくりも、家族に頼めたら頼んで!
イノイチ:また話が飛ぶんだけど、私最近化粧を落とさずに寝ることを許容することになったのね。帰ってしばらくごろごろして、「もういいや、寝ちゃおう」ってお風呂に入らないで寝る。元美容記事担当としては、夜は当然お風呂に入ってメイクを落とすものだったんだけども、それをあきらめると意外と体の調子がいいということに気づきました。
ノゾミ:なぜならちゃんと寝るからね。
イノイチ:そうです。肌が多少荒れようが、睡眠はやっぱり大事でした。ところが今は化粧品も機能が高いので、つけて寝ても荒れないのよね。しかも真夏はファンデーションも薄い、最近はもう汗で落ちるから下地に直接お粉つけてるので、家に帰ってきている時点で相当落ちている。
ノゾミ:ポイントメイクを落としておいたら結構十分かもしれないね。
イノイチ:というわけで、睡眠はとにかく大事だよ。私は更年期に入るときに朝起きることをやめていて、お弁当と朝ご飯は夫にやってもらってます。1分でも長く寝た方が絶対にいいので、あらゆる手を使って睡眠を確保してください。というのが更年期に差しかかった皆様への最大の伝言。
ノゾミ:もうひとつ、自分がちゃんと眠れているか、質のいい睡眠が取れているかを測定すると、自分の生活そのものの満足度が上がるよね。
イノイチ:うんうん。更年期って、客観的な症状評価より自己評価のほうが「つらさ」が強い傾向があるそうです。PMSもそうですけど、記録をつけてみるとずっとつらいなわけじゃないことがわかったりする。もちろん本当にずっとつらい方もいらっしゃるのですが、しかし人間はつらいときの記憶のほうが残りやすいという脳の仕組みもあるので、症状がそこまで強くないのに自分の脳内でつらさを増幅してしまうこともあると。
ノゾミ:うん。それはわかる気がする、ずっとつらいつらい言ってるコは、見ててもどんどんつらいほうに自分を追い込んじゃうよね。
イノイチ:あと、食事を整えることもものすごく大事です。私たちは基本的に炭水化物、ナトリウム(塩分)、脂質、この3つが過剰で、残りは全部足りていないです。タンパク質も足りていないし、ありとあらゆるものが足りていない中で、繊維は一番意識しやすいと思うんですよね。繊維を意識すると自動的にお肉も食べる。
ノゾミ:はいはい。食べるね、野菜に加えて何か食べる、そのほうが美味しいから卵とかツナプラスしたりして、自動的にタンパク質が補給される。
イノイチ:でも逆はない、タンパク質を意識しても繊維は取れないっていうのは、さっきの京丹後コホートのお魚の話なんですよね。だから繊維の側を意識しておくと、効率よくPFCバランスが整っていくのではないか、ということも言えます。
11月21日(土)に10周年イベント開催! 最近「よかったもの」をどんどん語ると
イノイチ:オトナサローネは5月にオープン10周年を迎えました。記念して11月21日土曜日に、JR目黒駅前の弊社のカフェスペースで、いろんなものを測定して自分の体がどうなのかをチェックできる、自分にあったものがわかる体験会を開催します。
ノゾミ:今日は前述のとおりMTGさんに伺ってきたんですけど、椅子の上に置いて座る腰痛防止のシート「スタイルプレミアム」よかったねー。
イノイチ:私、この7月にぎっくり腰をやりかけて1日お休みをいただいたんですが、敢えて1日「スタイルプレミアム」に座ってたのね。結果、正しい姿勢を取れていたことで悪化せず、かつ回復も早まったんですね。イベントがこういうものをご紹介するよい出会いの場にもなるといいなと思ってます。
ノゾミ:その流れで、最近、焼き菓子をいただくよりも「これ効いたよ」というサプリをもらう方が嬉しいって話があり、イノイチにもらったやつがよかった。
イノイチ:ファンケルさんの「ウェルエイジ プレミアム」ね。キンミズヒキという植物から取られたアグリモールがキー成分のサプリメントで、発売直後に売切れすぎていったん出荷停止になってたレベルで。1か月5000円程度、安くはないけど高くもない、程よい価格です。これは老化細胞を除去する働きが確認されている成分で、老化細胞が除去されると疲れにくくなるのかな、と。これ、この間もこの話したね。
ノゾミ:1週間くらい飲んだところだけど、何となく疲労感が軽減したような気がします。
イノイチ:私の周囲は意外とサプリメントの話が多くて、自分でお店を経営されているママは立ち仕事で疲れがすごいので、第一三共ヘルスケアの「リゲイン トリプルフォース」がめちゃくちゃ効くと毎回プッシュしてくれる。EXのほうですね。
ノゾミ:普通に薬局で売ってる?
イノイチ:彼女は通販で買ってる。個人的にはこのサプリはビタミンB2、リボフラビンの配合がポイントですね。ビタミンB系は代謝に関わるので、疲れやすいみんなは何か飲んだほうがと思います。私はいまはDHCのBミックスとファンケルの亜鉛飲んでます。あと、手指の痛みに苦しんでいる友人らには、エクエルのほか、ゲニステインという、大豆のプロであるキッコーマンが出しているサプリが好評。ゲニステインは苦しんでいた友人にシャープに効いてます。
ノゾミ:ゲニ?
イノイチ:ゲニステイン。
ノゾミ:もう成分を覚えられない。ゲニステインね。手指の痛みにはゲニステイン。
イノイチ:はい。整形外科に行くと、エクエルを勧めてくださる場合が多く、それも効く。エクオールはなんでも効くけど、メーカーは信頼できるところを選ぶのがベター。女性ホルモン、エストロゲンの受容体にはαとβがあり、関節はβが多くて、このβには大豆イソフラボンがよくつくから関節や骨に関してはよいと言われます。大豆イソフラボンは上限量以内ならばホルモン補充療法にあるようなリスクも心配しなくていいので、整形外科の先生方がお勧めくださることが多いのだと伺いました。
ノゾミ:なるほどね。手指が痛いってさ、曲げ伸ばしが痛いってこと?
イノイチ:関節が痛くなるの、ずっと熱を持つんです。爪の側の第一関節だとヘバーデン結節、その下の第二関節だとブシャール結節。私は母指CM関節症、親指の付け根が痛いタイプです。ノゾミさんは手指は大丈夫? 私は出産のとき授乳で頭支えるから右の腕が痛かった、ド・ケルバン病。その延長かなと思ってます。
ノゾミ:私も出産のとき腱鞘炎になったよ。でも更年期は痛みほんと全然出ない。
イノイチ:痛みを訴える方がいたら、そのまま放っておかないで何か治療したほうがいい、改善される場合もあります。ただし最終的にはどこかで痛みは落ち着く、ずっと痛いわけではないみたいですね。
更年期以降って、かつてはめんどくさいと思ってた「測ること」もだいぶ楽しい!
ノゾミ:お友達で、ちょっと調子が悪かった人が、運動し始めたら調子が上がってきたって言ってます。普通にジョグが好きなタイプの人だったので、運動して定期的に汗をかく生活をし始めたら調子がいいって言っていました。45歳ぐらいだったかな。
イノイチ:じゃあ、漢方の加藤先生がおっしゃった35歳には間に合わなくても、45歳で始めたら手応えがあるっていうことね!
ノゾミ:だからやっぱり運動は大事。さっきの冷えの話もそうだけど、基礎代謝になる元々の筋肉量が足りていないと、体温が上がらないし、冷えていると病気のリスクにもなるし。このお友達はこれまであまり運動していなかったのもあって、食べると何でも太って困ってたみたいで。
イノイチ:太ることに関して言うと、また話が豪快に戻るんですけど、時計の話をしていいですか。スマートウォッチで、シャープから新しく出たばかりのものが、なんと摂取カロリーが測定できるんです。すごくない?
ノゾミ:え、どうやって?
イノイチ:後ろにインピーダンスがついていて、細胞内の水分の移動を計測して摂取したカロリーを算出するというものです。電池の持ちにやや課題ってレビュー書かれてることもあるけど、それでも2日はOKなので、私借りてていま両手に時計とリングついてるんだけども、全アイテム毎日お風呂に入っている間にまとめて充電してます。
ノゾミ:すごい。テクノロジーがすごい!
イノイチ:説明を聞く限り、厳密には同じではないけれど、理屈の上では血糖とほぼ同じような挙動になるはずなだと。6万円弱くらいです。ここで先ほどの話なんですが、この6万円の時計を一生ものとして買うとなるとあれこれ迷って買えないけれど、電池も計測もどんどん性能はよくなっていくに決まっているから、とりあえず使い始めて自分の生体データをより長く貯めていく、次の世代が出たらデータを引き継いで乗り換えると。
ノゾミ:カロリー測れるのは驚いた。今までは、撮影するか、今日何を食べたか入力しないとカロリー計算してもらえなかったと思うんだけど、自動で計測できる世界になるんですね。
イノイチ:挙動がおもしろくて、腕に貼って針で血糖測るやつみたいにリアルタイムで血糖が上がる!みたいなのはないんだけども、食べてもしばらく上がらないもの、翌朝起きたら急にバンと上がるものなど、食べた内容によっていろいろなパターンがあります。結果的に、数字があがるのが辛いから食べる量が落ちる。明らかに自分の体によくないことが何なのかがわかってしまうと、その行動が心理的に取れなくなるのを痛感してます。数値化して可視化することは確実に行動を変えるんですよね。
ノゾミ:すごい。
イノイチ:細胞がどの段階で栄養を取り込むかでそういう、いろいろなパターンが出るのだろうと思うけれども、自分の大きな傾向がわかれば、例えば「寝てないからボディバッテリーが低い、イコール疲れてる」みたいに、「朝食べるアイスはセーフだが夜食べると翌朝がひどい」みたいに自分の傾向を粗く掴める。簡易的な測定でも人生はかなり変わります。
ノゾミ:そっか、そうだよね。測ることから始めるのは大事。
イノイチ:私も自分が更年期に入る時に何かしらウェアラブルで測定できていたら、もっとうまく乗りこなせたなと感じるので、絶対これからの方は何かしら計測を、ボーナスから始めてね、と言いたいです。
ノゾミ:確かに! 早くデータとってたら睡眠ももっと前倒しににしたかもしれないし。
イノイチ:どこのメーカーの思想に一番自分がフィットするか、気が合うメーカーが見つかったら、そこにずっとデータを預けていくことになるんですが、以前、抗加齢学会の前理事長の山田先生に取材した時に、実はヘルスケアデータというのは財産化、債券化し得る貴重なものだというお話がありました。
ノゾミ:どういうこと?
イノイチ:長く生きる人のヘルスケアデータはそれ自体が価値を持つ、早くに健康を害してしまう方のデータも、何が悪かったのかがわかるので価値がある、それらは債券化し得ると。できれば私は自国の科学技術の振興や資産保全のため、日本のメーカーに自分のデータを預けられるといいなと思っていて、リングならばSOXAIさん、ウォッチならシャープさんですね。あとはパナソニックさんが寝ている間につけて温度を測定する「RizMo」を作っていて、これはアプリでの情報表示がちょっと驚くレベルで考え抜かれてるんだけど、あとはトッパンさんも同様に身につけて睡眠中の体表温度を測る機器「わたしの温度」を提供しています。どっちも月経予測ですね、薬事的にそう言えないけどあれらはおよそ基礎体温とイコールだと。
ノゾミ:オトナサローネはこういうものがあると更年期が楽になると思う、こうしたらいいと思うよ、お友達はこんな感じのことで悩んでるよ、ということをどんどんお伝えしていきたいと思っています。「更年期ラジオ」、次回は8月27日木曜の19時からまたインスタライブで配信します!
つづき>>>そろそろ更年期の皆さん、まずは「睡眠」の改善が大事よ!「冷え対策」の温活と腸活に加えて運動、そして「測定すること」【更年期ラジオvol.1】



