福祉の未来を変える…介護ロボット、あなたはどう思う?
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重い負担となっている介護の形を変えるべく、福祉ロボットが開発され始めた。社団法人かながわ福祉サービス振興会は「介護ロボット普及推進事業」と称し、移乗・入浴などの介護支援、リハビリを主とした自立支援、またメンタルケアも行えるコミュニケーションセキュリティの3つの視点から介護ロボットの普及に取り組んでいる。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「ロボットが介護。これってアリ?」という調査を実施。賛否両論に分かれた意見をそれぞれご紹介しよう。
【アリ…55%】
■介護は力仕事が多い。その部分をロボットで補うのは良い。
■力も有るし正確なデータも記録出来たり素晴らしいでしょ。
■実際介護すると辛いし疲れるよ。早く発達して普及するといい。
■人の温もりは欲しいけどこれからの時代はアリかな。
■核家族化の時代、補助的に使うなら、利用したい。
■ロボットに任せることと人間がすることを分けられればいいな。
■介護士の負担軽減になるし、人には頼みずらい事もある。
【ナシ…45%】
■ありがとうや会話がない。やっぱり人間の温かさには勝てない。
■手の温もり、表情、会話も介護のうち。
■介護される側だと想像したら、やっぱり対、人であってほしい。
■ロボットに介護されたいか?人間を介護する、育てるのは人間だけです。
■寂しい。やっぱり人からみてもらいたい。
■気持ちのこもった介護が出来るかな。
日本は今後わずか20年の間に高齢者が人口全体の40%に達すると言われている。専門家は「これは、単に高齢化社会になるということではなく、人類が経験したことのない急激なスピードで変化が起こるという点に注目しなくてはならない」と述べている。介護する若者が減少し、介護を必要とする人が増加する…つまり上が重く下が支えきれないといった社会全体の構造的な問題に早々に対処しなくては日本の未来は危ういといえるだろう。ロボットの出現が我々の生活を支えるか…議論は今後も続きそうだ。
《NewsCafe》