菅野美穂、2年半ぶり主演連ドラ「ゆりあ先生の赤い糸」クランクイン「現場に通うのが楽しみ」
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【写真】鈴鹿央士ら、菅野美穂を翻弄
◆菅野美穂主演「ゆりあ先生の赤い糸」
2023年の『第27回手塚治虫文化賞』で頂点となるマンガ大賞に輝いた入江喜和氏の『ゆりあ先生の赤い糸』(講談社)を初ドラマ化。かつてない地味でタフで明るい“踏ん張るおっさん主婦”ヒロインが、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を開始?時にぶつかり合い、時に手を取り合い…みんなで意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血の繋がりを越えた家族の絆を編み上げていく。
◆菅野美穂「ゆりあ先生の赤い糸」クランクイン
そんな現代の新しすぎるヒロインを中心に織りなす新時代のホームドラマが、クランクイン。撮影では、自宅で刺繍教室を開いている主人公・ゆりあが赤い糸で刺繍していく象徴的なシーンを皮切りに、座長・菅野が個性豊かな“家族”たちと次々と対面。「皆さんとの掛け合いの中で、『あ、いよいよ始まったな!』とワクワクしました」と声を弾ませながら、まさかの波乱に真っ向から立ち向かっていく“ゆりあの人生”を力強くスタートさせた。
◆2年半ぶり連ドラ参加の菅野美穂、実力派キャスト陣に「安心感があります」
「今回は初めて共演させていただく俳優さんが多いので、撮影が始まる前は未知数だからこそ不安な緊張感もあった」という菅野。だが、それは杞憂に過ぎなかったよう。「いざ撮影が始まると、楽しみな緊張感に変わりました。連続ドラマに参加するのは約2年半ぶりですけど、全然そんな感じがしなくて(笑)。いい意味で安心感があります」と、頬を緩める。
というのも、今回はさまざまな世代の実力派キャストが集結した現場。すでに夫・伊沢吾良役の田中哲司や、姑・伊沢節子役の三田佳子、さらに夫の“彼氏”・箭内稟久役の鈴鹿央士、ゆりあに恋心を抱いていく若き便利屋・伴優弥役の木戸大聖らとも芝居を交わした菅野は「すごく尊敬できる俳優さんばかりで、現場に通うのが楽しみだなと思いながら、日々過ごしています」とニッコリ。「三田佳子さんをはじめとする先輩方のお芝居や現場での真摯な立ち居振る舞いには脱帽し、頭が下がる思いです!また、鈴鹿央士さんや木戸大聖さんら若い方々の瑞々しい感性と姿勢も本当に勉強になります」と、実り多き現場について語った。
もちろん、ゆりあを演じるにあたっても意気込みは高まる一方で、「監督から求められる演技が鮮明かつ細やかで、自分がついお芝居に夢中になって省略してしまうような部分もきちんと思い出させてくださるんです。ちょこまかしがちな性質が私にはあるので、でーんと構えたゆりあさんをしっかり表現していけるよう、気を付けて演じていきたいと思っています」とコメントした。(modelpress編集部)
◆「ゆりあ先生の赤い糸」第1話あらすじ
売れない小説家・伊沢吾良(田中哲司)と結婚した後、自宅で刺繍教室を開きながら、長年にわたって穏やかな幸せを味わってきた平凡な主婦・伊沢ゆりあ(菅野美穂)。そんな彼女の人生が激変する不意の知らせが舞い込んだ。なんと吾良がホテルで倒れ、緊急搬送されたというのだ。しかもゆりあが慌てて病院に駆けつけると、そこにはさめざめと泣く見ず知らずの美青年・箭内稟久(鈴鹿央士)の姿が。稟久が救急車を呼んでくれたと知り、丁寧にお礼を述べるゆりあ。ところが…。
主治医・前田有香(志田未来)による手術が成功し、吾良は一命を取り留めるも未だ意識不明で、いつ目覚めるか予測できない状態。そこへ畳み掛けるように、稟久から衝撃の告白が飛び出す。「僕が『抱いてほしい』って言って…こんなことになりました」。
なんと稟久はほかでもない、吾良の“彼氏”だったのだ。疑ったことすらない事実を突きつけられ、思わず絶句するゆりあ。だが何を思ったか、引き続き吾良との面会を許可し…?そんな中、ゆりあは緊急家族会議を開催。結婚後ずっと同居している吾良の母・伊沢節子(三田佳子)をはじめ、自分本位な生活を満喫している吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)、何かにつけて辛口な実姉・泉川蘭(吉瀬美智子)と共に、吾良をどういった形で介護していくべきか話し合おうとする。ところが、意見は見事に決裂。ゆりあは考えあぐねた挙げ句、自宅介護を選択するが…。
向き合わなければならない問題は、まだまだ山積みだった?これまで穏やかすぎたゆりあの人生は、みるみるうちに激動の一途をたどっていき…。
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《モデルプレス》