水上恒司、西島秀俊の青年期役で再共演「がんばろうな!と温かい言葉をいただきました」<黄金の刻> | NewsCafe

水上恒司、西島秀俊の青年期役で再共演「がんばろうな!と温かい言葉をいただきました」<黄金の刻>

社会 ニュース
水上恒司(C)テレビ朝日
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【モデルプレス=2024/01/16】俳優の水上恒司が、西島秀俊が主演を務める3月放送のテレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻(とき)』に出演することが決定した。

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◆西島秀俊主演「黄金の刻」

本作は、作家・楡周平による小説『黄金の刻 小説 服部金太郎』(集英社刊)を、オシドラサタデー『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(2021年/テレビ朝日系)、テレビ朝日2夜連続SPドラマ『キッチン革命』(2023年)、映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』(2020年)ほかで知られる鬼才・豊島圭介が完全ドラマ化。

日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者である服部金太郎の波乱の人生を重厚に描き出す本作。丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立し、国産初の腕時計を製造販売。常に時代の先を読み、「義理」「人情」「恩義」を大切にしながら、一歩ずつ己の夢を叶えていった金太郎だが、一方で火災や震災など、数々の困難が彼の人生を襲う。洋品雑貨問屋の丁稚は、いかにして“東洋の時計王”になったのか。稀代の起業家・服部金太郎の一代記をスペシャルドラマとしてお届けする。

主人公・服部金太郎に扮するのは、主演映画『ドライブ・マイ・カー』(2021年)で全米映画批評家協会賞・主演男優賞受賞、ドラマ『警視庁アウトサイダー』(2023年/テレビ朝日系)など、話題作、注目作への主演で実力を発揮する西島。そして今回、金太郎の青年期を演じるのが、水上に決定した。

◆水上恒司、服部金太郎の青年期熱演「丁寧に演じたい」

水上は2018年のドラマ『中学聖日記』(TBS系)で鮮烈な俳優デビュー。以降は、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演し、同年、映画『弥生、三月-君を愛した30年-』ほかで第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。2022年には、阿部サダヲとW主演を果たした初主演映画『死刑にいたる病』をヒットへと導き、現在、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で個性を発揮するなど、まさに実力と人気を兼ね備えた注目株として知られる。

今回の金太郎役へのオファーを受け、「本当に身に余る思い」と恐縮。「<時間>というものに魅了されていった金太郎のスケールの大きさに圧倒され、『ぜひ演じさせてください』とすぐにお答えしました」と、クランクインを楽しみにしていた心境を語る。

また、日本が誇る職人たちの成功譚の脚本を担当したのは、映画『凶悪』(2013年)で日本アカデミー賞・優秀脚本賞受賞の後、映画『東京リベンジャーズ』シリーズや、ドラマ『警視庁アウトサイダー』などヒット作を連発する俊英・高橋泉だが、脚本を読んだ感想を水上は「現代を生きる我々からすると<時間>というのはすごく当たり前のことだと思うんです。いま何時なのかということは、どこにいても、何をしていても、すぐにわかる時代ですから。脚本には、それがない時に、金太郎が時間というものに魅了されていく過程がすごく繊細に描かれていました。その中で、様々な仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています」と襟を正す。

「今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。そこに、僕の個性も生かすことができれば」と、意欲的に青年・金太郎役に挑んでいることを明かした。

◆水上恒司、再共演・西島秀俊から「がんばろうな!と温かい言葉をいただきました」

今回の『黄金の刻』で、西島とは2021年の映画『奥様は、取り扱い注意』以来の共演となる水上。「西島さんからは『がんばろうな!』と温かい言葉をいただきました」と、撮影現場で、非常に良いコミュニケーションがあったことを語る。「1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごく嬉しかったです。本当に人柄の素敵な方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました」と、西島に大いにリスペクトを送る。服部金太郎の波乱の人生を、青年期~晩年まで、水上と西島がどのような襷の受け渡しで演じ分けるのか。

現在、当たり前となっている<正確な時間>の重要性に気づき、時計商を目指す男の試練の物語。そこに、初恋相手や親友との別れ、天才的な職人との出会いなどの濃厚な人間ドラマも加味され、作品はさらに奥行きを増す。水上は「現代は簡単に時間が知れる時代。そのことに疑問さえ持たない時代だと思います。だからこそ、『時間ってなんだろう?』という視点で、そこに情熱をもって魅了されていく金太郎の姿に何かを感じていただけると思います。僕は金太郎の青年期を演じさせていただきますが、キラキラした眼差しで時計と、時間と向き合っていますので、ぜひ楽しみにご覧下さい!」と意気込んだ。(modelpress編集部)

◆主な登場人物

服部金太郎(はっとり・きんたろう/青年期)…水上恒司

「服部時計店」(現セイコーグループ)の創業者。現在の銀座で古物商「尾張屋」を営む父・服部喜三郞と母・はるの間に産まれた一人息子。幼いころから習字やそろばんなどを学び、優秀な成績を収める。13歳(数え歳)で、洋品雑貨問屋「辻屋」の丁稚奉公に。この頃、主人・辻粂吉の娘で初恋相手・浪子と出会う。

やがて、近隣の時計店の技術などを目の当たりにし、時計商になることを決意。修業を経て「服部時計修繕所」から始めたお店は「服部時計店」へと成長していく。しかし、お店が火事に遭い大きな損害を被ることに。その時に出会ったのが、後に妻となる山本まんだった。真面目で頑固だが、江戸っ子特有のユーモアも持ち合わせる。

◆水上恒司(服部金太郎/青年期 役)コメント

今回、服部金太郎の青年期という役柄のオファーを頂けたこと、本当に身に余る思いです。<時間>というものに魅了されていった金太郎のスケールの大きさに圧倒され、「ぜひ演じさせてください」とすぐにお答えしました。

現代を生きる我々からすると<時間>というのはすごく当たり前のことだと思うんです。いま何時なのかということは、どこにいても、何をしていても、すぐにわかる時代ですから。ましてや、その時間が正確なものなのかどうかは疑う余地もないくらい、テクノロジーも発展しています。脚本には、それがない時に、金太郎が時間というものに魅了されていく過程がすごく繊細に描かれていました。その中で、様々な仲間と出会ったことで、西島秀俊さんが演じる大人の金太郎につながっていくというところは、僕も丁寧に演じたいと思っています。

青年期の金太郎は、不器用ではあるのですが、真っすぐに、時間というものに魅了されていく男の子です。今回僕は、14歳から21歳までを演じさせていただきますので、その間の金太郎の成長度合いを見せていきたいなと考えています。14~15歳は抜けているところもあり、しかし、後に金太郎の妻となる山本まんと出会う21歳では、男としての魅力もにじませ、グラデーションをつけられれば。そこに、僕の個性も生かすことができればうれしいです。

こういった経験は僕も初めてなのですが、撮影現場は、手持ちのカメラでずっと追ってくださっていて、だからこそ機動力があり、スピーディで時間軽減にもつながるので、限られた時間の中で「撮りたいカットをとことんこだわって撮るぞ!」という充実した空気感が充満しています。そんな恵まれた環境の中で、今回、西島さんとも久しぶりに共演させていただき、「がんばろうな!」と温かい言葉をいただきました。1シーンだけご一緒させていただく機会があったのですが、再会はすごく嬉しかったです。本当に人柄の素敵な方で、またどこかでぜひ共演したいと強く感じさせていただきました。

現代は簡単に時間が知れる時代。そのことに疑問さえ持たない時代だと思います。だからこそ、「時間ってなんだろう?」という視点で、そこに情熱をもって魅了されていく金太郎の姿に何かを感じていただけると思います。僕は金太郎の青年期を演じさせていただきますが、キラキラした眼差しで時計と、時間と向き合っていますので、ぜひ楽しみにご覧下さい!

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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