阿部サダヲ、贈賞式中に2度の“不適切”発言で笑い誘う「生配信でしたすみません」【第61回ギャラクシー賞】
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◆阿部サダヲ、贈賞式中に2度の“不適切”発言
「不適切にもほどがある!」は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言を炸裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディ。本作は特別賞に加え、視聴者の「素晴らしかった」「面白かった」「感動した」といった思いを放送局や制作者に伝えるために創設された「マイベストTV賞」第18回グランプリも受賞した。
「マイベストTV賞」受賞時に磯山晶プロデューサー、金子文紀監督とともに登壇した阿部は、演じていて楽しかったことを聞かれると、架空の深夜番組『早く寝ナイトチョメ×2しちゃうぞ』のシーンを挙げ「昭和を思い出される」と笑顔を見せた。
また「秋山さん(ロバート・秋山竜次)が司会やってて女性の股の下から登場してくるみたいな。ああいうのってやってましたもんね。僕らはやっぱり昭和でおっぱいとか見てたので、テレビでおっぱい見てたので」と自身が過ごした昭和時代と重なる部分も回顧。すると「生配信でしたっけ!」と贈賞式がYouTubeで生配信されていることに気づき、司会から「不適切かもしれません」とツッコまれていた。
さらに「特別賞」受賞時にも、自身の昭和時代の思い出を振り返り「ビンタされすぎてニキビがいっぱいできて本当に悲しかったです、あの頃。ニキビがすごいいっぱいできていて、子供が見てて『あの人おっぱいがいっぱい』って言われて、おっぱいだと思ったのかな…」と話し始め「そうだ、生配信でした。すみません」と再びの“不適切”発言に謝罪し、笑いを誘った。
◆「不適切にもほどがある!」プロデューサー、受賞に喜び
磯山プロデューサーは「宮藤官九郎さんの初稿を呼んだ時に、1番最初のセリフが『おい起きろブス。盛りのついたメスゴリラ』で最後までそうだったんですけど、それを最初に読んだ時、本当にドキドキしました」と宮藤官九郎氏の脚本で変わらなかった最初のセリフを明かし「この攻めの姿勢を守らなきゃいけないなと思いましたし、スタッフ、キャストがみんなこの気持ちをちゃんと最後まで持ち続けなきゃいけないなと思いましたし、とにかく守りに入らないでよかったなと今日は改めて思っております」と世界観を守りきったことが受賞につながったと喜びを語っていた。
◆「第61回ギャラクシー賞」
ギャラクシー賞は、NPO法人放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために1963年に創設された。同贈賞式には阿部のほか、「テレビ部門 個人賞」を受賞した俳優の神木隆之介や、「ラジオ部門 DJパーソナリティ賞」を受賞したお笑いコンビ・オードリーなどが出席した。(modelpress編集部)
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